薬膳において、小松菜は血を補うパワー絶大な「造血ベジタブル」。美と健康のために積極的に取り入れたい野菜です。江戸川の小松菜のパワーをさらに高める、とっておきの「小松菜薬膳鍋」レシピ。
小松菜の スーパー造血 薬膳担々鍋
<材料(3~4人分)>
牛切り落とし肉・・・・・・・・ 300 g
小松菜・・・・・・・・・・・・ 250 g
にんじん・・・・・・・・・・・1本
黒きくらげ(乾燥)・・・・・・ 6g
しめじ・・・・・・・・・・・・1パック
ねぎ・・・・・・・・・・・・・1 本
にんにく、しょうが・・・・・・各1 かけ
豆板醤・・・・・・・・・・・・小さじ2
塩・こしょう・・・・・・・・・少々
A(干しえび大さじ1、八角1個、花椒粉<山椒でも可>少々、水5 カップ、
しょうゆ大さじ2、みりん大さじ1/2、 コチュジャン・黒練りごま大さじ2、
オイスターソース・鶏がらスープの素 各小さじ1)
黒すりごま・・・・・・・・・・大さじ2
ごま油・・・・・・・・・・・・大さじ1
<作り方>
- 小松菜はザク切り、にんじんは皮をむいて短冊切りにする。黒きくらげは水で戻し、食べやすく切る。しめじは根元を切ってほぐし、ねぎは斜め薄切りにする。A の干しえびは水1 カップで戻し、戻し汁もとっておく。
- フライパンにごま油を熱し、みじん切りしたにんにく、しょうが、ねぎ、豆板醤を入れて炒める。香りが出たら塩・こしょうをした牛肉も加えて炒める。
- 2.の牛肉に火が通ったら、にんじん、黒きくらげ、しめじ、小松菜の茎の部分を入れて軽く炒める。
- 鍋にA を入れて火にかけ(干しえびは戻し汁ごと)、煮立ったら3.、小松菜の葉を加えて、野菜がやわらかくなるまで煮る。最後に黒すりごまをふる。
薬膳アテンダント 池田陽子
薬膳アテンダント。宮崎生まれ、大阪育ちのアラフォー。立教大学卒業後、出版社にて女性誌、ムック、機内誌などの編集を手がける。取材を通して、カラダとココロの不調は食事で改善できるのでは?という関心 から国立北京中医薬大学日本校に入学し、国際中医薬膳師資格取得。自身の体調の改善、美容効果などをふ まえてふだんの暮らしの中で手軽に取り入れられる薬膳の提案や、漢方の知恵をいかしたアドバイスを、執 筆、講習会などを通して行う。日々のゆるすぎる薬膳生活をつづったブログも人気。趣味は大衆酒場巡りと 鉄道旅(乗り鉄)。旅と大衆酒場の記事執筆も行っている。
著書に「ゆる薬膳。」(日本文芸社)、「缶詰deゆる薬膳。」(宝島社)、「春夏秋冬ゆる薬膳。」(扶桑社)。